旅の足跡
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Author:tabito
国内旅行業務取扱主任者、一般旅行業務取扱主任者の資格を取得。全国47都道府県、世界約30ヶ国を旅する。日本の鉄道全線踏破を目標としているが、相次ぐ新線開業に加え、多忙につき足踏み状態。



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阿佐海岸鉄道♪
阿佐海岸鉄道


甲浦11:08(5546D)11:20海部11:24(5531D)11:32宍喰13:26(5537D)13:29甲浦

 土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線田野駅に近い田野町役場通から高知東部交通バスに揺られるlこと2時間弱。室戸岬を経緯して甲浦駅前に降り立った。高知県の東部に位置する甲浦駅にやって来るのは今回が3回目。ログハウス調の駅舎は健在であったが、開業から10年以上が経ち、少々くたびれた感じがある。

 阿佐海岸鉄道は国鉄阿佐線として旧日本鉄道建設公団が着工し、工事が凍結されていた海部-甲浦間を地元が第三セクター方式で引き受け、1992年3月26日に阿佐海岸鉄道として開業した。しかし、沿線人口が少なく、路線もわずか8.5キロしかないため、開業当初から前途多難の経営が予想された。案の定、今日まで1度も黒字化を達成することができず、2008年度以降の補助金が打ち切られる可能性があるとの報道を受け、廃止も時間の問題のような気がした。まぼろしの阿佐線をのたどるという意味合いで、今回、ごめん・なはり線の初乗りとセットで阿佐海岸鉄道へも足を延ばしてみた。

 ログハウス内の売店には委託を受けた地元のお婆さん3人談笑しており、とりあえず海部までの乗車券を買い求める。他の乗客が徳島までの乗車券を購入しようとしたら、「ここで売っているのは海部までの切符しかないので、海部から先は乗り換えてから買ってください」とのこと。直通列車が走っていても連絡切符は存在しないようである。

 高架ホームに上がるとまだ列車の姿はなく、ホームでは駅名標の交換作業が行われていた。古い駅名標もまだまだ使えそうな状態であったが、わざわざ新しいものに交換するのも理解に苦しむ。赤字を少しでも圧縮するなら無駄な経費は節約すべきではなかろうか。もしかしたら廃止を見越して、保管中の予備の駅名標を蔵出ししたのかもしれない。

 トンネルの中から前照灯が見え、1両の白いディーゼルカーがゆっくりとホームに入って来る。ワンマンカーであるが、運転手後ろの運賃箱にはカバーが掛けられている。車両の中央はソファーが配置され、ロビー調になっているが、トンネル区間も多い短い路線なので宝の持ち腐れになりそうだ。

 トンネルを抜けると徳島県に入り、最初の停車駅の宍喰に到着。地方では経済圏が異なるため、県境を越える鉄道の利用者は少ないが、阿佐海岸鉄道も同じようだ。下車客は皆無である。再びトンネルの続く区間が続き、終点の海部に到着。向いのホームには徳島行きの特急「むろと」が停車しており、接続を図っている。もっとも、「むろと」も途中の牟岐までは普通列車扱いだ。

 折り返しの5531Dで宍喰へ戻る。中間駅であるが、阿佐海岸鉄道の本社があり、駅員配置駅でもある。駅から徒歩10分の宍喰温泉でひと浴びして、海岸を散歩。この辺りは海岸沿いに国道55号線が走っており、景観は国道に軍配が上がる。真冬にもかかわらず、サーファーの姿が目立つのが特徴だ。

 宍喰駅に戻り、現在では珍しくなった硬券入場券を購入しようとすると、「券売機で購入してください」とそっけない対応。確かホームページでは宍喰駅で硬券切符を販売していると案内していたはずだが、帰宅して再確認すると「平成18年4月1日現在」との注記がある。販売していないならさっさとホームページの改訂をすればよさそうなものだが、既にそんな気力もないのであろう。自動販売機の軟券の切符は時間の経過により印字がかすれてくるのは明白なので、わざわざ購入する気にもならない。

 宍喰13時26分の5537Dで甲浦へ戻れば阿佐海岸鉄道の再訪も終了。地元でもあまり鉄道の必要性を感じているようでもなく、阿佐海岸鉄道としても存続させようという気構えが感じられないことを鑑みれば、早く廃止にして税金の無駄遣いを食い止めた方が賢明だ。私自身、この地へ再び鉄道でやって来ることはないであろう。

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ごめん・なはり線♪
ごめん・なはり線


後免16:04(4874D)16:48安芸17:04(4840D)17:37奈半利17:49(4881D)17:51田野18:28(4883D)19:25のいち20:59(4887D)21:34高知

高知7:00(34D南風4号)7:07御免7:14(4856D)8:22奈半利18:25(4883D)19:12夜須19:53(4885D)20:41高知

 最後のローカル線と言われて2002年7月1日に開業した土佐くろしお鉄道ごめん・はなり線の初乗りに開業5年後になってようやく出掛けた。後免駅で「安芸室戸観光きっぷ」(5,000円)を購入して、後免16時04分発の4874Dに乗り込む。車内は半分がロングシートで、残り半分が転換式のセミクロスシートになっている。座席の背もたれが通常よりも高く、後方からでは先客がいるのかどうかわからない。幸いにも空いていたので、海岸側の席を確保した。

 後免駅を出発するとすぐに列車は高架区間に入る。ローカル線なんてとんでもない。高速鉄道が運行可能な立派な基盤だ。周囲も住宅街で、都市路線の装いである。すぐに最初の停車駅である後免町に到着。土佐電気鉄道に接続しており、列車からも駅前広場にポツンと停車している電車を確認することができた。各駅にはアンパンマンの作者であるやなせたかし氏によるイメージキャラクターが設定されており、後免町は「ごめんまちこさん」だ。赤い帽子・服・長靴姿で、緑の髪をもつ色白の女の子である。後免町には「ありがとう駅」の愛称があり、こちらもやなせ氏の発案とか。「ごめんなさい」「ありがとう」という言葉が素直に言えるようにとの願いを込めているそうだ。

 香南市の中心であるのいちを過ぎるとようやくローカルムードが漂ってくる。後免町から安芸までは1974年3月31日まで土佐電気鉄道安芸線がレールを延ばしていた区間で、27年ぶりに鉄道が復活した異例の区間だ。赤岡を過ぎるとようやく右手に海岸が広がる。地平線がまっすぐに伸び、眺望は噂どおりだ。太平洋にクジラでも現れて潮を吹いてくれたら話題になりそうだがクジラの姿はない。ごめん・なはり線の開業に先立ち、路線名の公募が行われたが、私は「ホエールなはり線」として応募した。「ごめん・なはり線」よりもセンスがあると思っているのだが、近年は「日暮里・舎人ライナー」のように単純に起点と終点の駅名を並べたネーミングが流行らしい。

 4874Dは安芸止まりなので、後続の列車の待ち合わせとなる。12月28日まで「高知東海岸スタンプラリー」が開催されているので、安芸駅で応募カードを入手した。安芸駅でもスタンプがあるはずなのだが、見当たらないので、記念の硬券入場券を購入ついでに若い女性駅員に尋ねてみる。
「列車に乗りますか?列車に乗る時にスタンプを押すことになっているのですが…」
後続の列車に乗る旨を伝えると3ポイントのスタンプがカードに押された。3ポイント獲得で1,000円相当のごめん・なはり線グッズの抽選権を獲得できるのだが、今回の行程なら10ポイント獲得で、3,000円相当のごめん・なはり線沿線特産品の抽選権も獲得できそうだ。

 4840Dで奈半利へ向かえばめでたくごめん・なはり線の完乗。もっとも、安芸から奈半利は暗闇で景色が見えなかったので、明日、乗り直すことにする。

 奈半利から1駅戻って田野で下車。駅近くの田野ふれあい広場でイルミネーションを開催しているとの情報をキャッチしたので足を延ばしてみる。ちょうど3メートルの日本一のキャンドル点灯式の最中で、タイミングがよかった。その後、プラスサムという高知出身の若手バンドのクリスマスミニライブが開催されたので、ちゃっかりと鑑賞してきた。聞いたこともないバンドだが、何かの縁なので今後の活躍を期待したい。

 再び田野からのいちへ移動。のいち駅から徒歩15分のところに黒潮温泉という施設があるのでひと浴びしたが、せっかくの露天風呂が隣の焼肉店の臭いで台無しだった。その後、高知に戻って駅前のホテルに投宿する。

 翌朝は「南風4号」で後免まで移動。わずか7分だが「安芸室戸観光きっぷ」なら特急にも乗れる。土佐くろしお鉄道のホームへ直行しようとしたら、改札口近くで駅員に呼び止められた。特急券を回収したいとのこと。もちろん切符の提示だけでお咎めはない。

 今度は景色をしっかりと眺めながら奈半利まで乗りとおし、折り返し列車で田野へ戻り、田野から高知東部交通バスで室戸方面へ向かう。わざわざ田野まで戻ったのは、奈半利から列車に乗らないとスタンプラリーのポイントがもらえないからだ。奈半利駅も若い女性駅員で、土佐くろしお鉄道は、安芸、奈半利の両駅に美人駅員を配置している。

 阿佐海岸鉄道、室戸岬に足を延ばした後、奈半利駅に近い二十三士温泉でひと浴び。奈半利から夜須へ移動し、今度は夜須のイルミネーションに足を運ぶ。夜須駅前はヤッシーパークとして整備されており、レストランや喫茶店、土産物店が並ぶデートスポットになっている。クリスマスの海岸でもさほど寒くはなく、海岸のベンチでは恋人同士が寄り添っている。

 夜須から高知行きの4885Dが今回の旅の乗り納め。夜須駅のホームで、年輩女性の2人組に列車の乗り方を尋ねられたのが印象的で、開業5年後に初めて列車に乗る地元民がいるのは驚いた。

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